関税対策は個人使用を主張できるようにすることが大事です

関税は、規定通りに支払わなくてはならないというのが大前提です。しかし、国ごとに異なることはもちろん、税関職員ごとにも異なるケースもあり、運不運に左右される部分も少なからずあると言えます。通関対策は、全く気にされない方と過去に予想外の関税の支払い経験がある方では考え方は大きく異なります。

オプションは過去にご要望があった作業を予めご用意させていただいたもので「利用したから通関しやすい」「利用しなくてはならない」という根拠のあるものではありません。あくまでご利用者様の経験に基づいたご希望の対処作業ですので、ご理解の上ご依頼くださいませ。無料と有料に分けてご用意いたしております。

関税対策は、余計なリスクを抑えるものであくまでルールの範囲内での対策となります。関税にかからないというわけではありません。

無料(通常)対策

 無料対策はご要望が無くても基本的には行っている対策です。ご要望により変更対応も致します。

 

<個人名発送>

御要望が無い場合を除き「M.Otani」で発送いたします。屋号や企業名での発送は購入した商品と思われないとも限りません。通常発送を個人名で発送することに特にデメリットはありません。

 <ギフトチェック>

ご連絡がない限り、ギフト(gift)として送ります。ご希望により見本(sample)、商品(merchndise)とすることも可能です。

 <外箱破棄>

外箱破棄は重量削減の面でも有効ですが、通関でもメリットはあります。中古品でも中に外箱が入っていれば通販で買い集めたと想像されかねません。複数の荷物をまとめるときは必須です。

 <納品書・チラシ破棄>

破棄のご依頼がある場合は処分いたします。ご依頼が無く同梱する場合でもできるだけお手紙と一緒に束ねるようにいたします。

 <インボイス>

このページのご紹介の対策と同等にインボイスの書き方は重要です。別途、項目を設けております。「インボイスの価格は幾らにすればいいの?」もご参照ください。

 

有料対策

詳細や費用はオプションページでご確認ください。

 

<仕送り梱包>

個人使用の商品(販売目的でない)に限り、商品の包装をとってご家族からの仕送りの様な形で梱包いたします。外箱だけでなく商品の箱も破棄する、洋服などをビニールから出してたたむ、ハンガーやタグを取る、CD/DVDや本の開封などの作業を致します。開封済みとなると転売目的でないことを主張しやすいです。

 

<お楽しみ梱包>

細かなもので隙間を埋めると仕送り感が増します。重量があまり増えすぎないものを100円ショップで購入し同梱します。品物の指定は出来ませんし、同じものが届くケースもございます。おまけ感覚でご依頼くださいませ。日常での使用感が増します。

 

<無印段ボール>

Amazon、楽天などのロゴが入っていると通関でチェックされやすいとのお考えもあるようです。念には念をというご希望の場合、通販大手以外の段ボールを用意いたします。

<送り状やインボイスを手書きにする>というサービスもしておりましたが、現在はあまりお勧めしておりません。日本郵政の提供している「国際マイページサービス」で作成すると電子申告となり、荷物よりも前にインボイスデーターが伝達され通関が優先されるためです。弊社では通関を問題なく通過することが結果的に関税に掛かる確率が下がると考えています。 

通関は疑問を持たれない・開封されない事が一番重要です。

荷物を開封されていまえば、関税にかかる確率は急激に上昇します。大量の荷物の中でどういったものが開封されやすいのか?お客様側でご一考いただきたいことです…。

 

<一度に多く送らない>

「大きな荷物」「インボイスの合計金額が高額」これだけで目立ちます。○○円以上は開封と規定がある国もあるようです。一つの荷物が大きい場合は仕方ありませんが、折角だからあれも・これもとまとめて送ったり、1度に一つの商品を多量に送るのはお勧めしません。お気持ちは分かりますが、分けて送った方が得策です。大きい箱は販売目的(仕入れ)と取られたり、(いくつか抜いても大丈夫と)盗難の心配も高まります。

 

<禁制品・危険物確認での開封>

テロの影響(液状爆弾)で液体やジェル状のもの、アルコールが含まれているものも多い化粧品、一般的でない食品などなど。この様なものは規定内で送れるものでも確認のために開封されやすいといえます。そして開封したため同梱の他の商品が課税対象なってしまうこともあります。確認開封が予想されるものはその商品だけ単独で送ることも一案です。

 

<品名・品数は正確に>

インボイス記載の品数と荷物の大きさが合わないと判断されれば確認のため開封されるリスクは高まりますので正確に書きましょう。また、個人使用の中古品だからと言って0円通関はできませんし、極端に安い価格を書けば関税逃れとして逆に目立ってしまうこともあります。

 

<住んでいる国の生の情報を知る>

各国免税限度額など JETRO

 

 

商用輸入と個人輸入と個人使用の違い

商用輸入・・・居住地以外の国から再販・譲渡目的で商品を仕入れること

個人輸入・・・居住地以外の国から個人の使用目的で商品を購入すること

個人使用・・・居住地以外の国から個人の使用目的で(中古)荷物を送ること

 

 

新品価格10,000円、送料・保険等の経費が3000円、関税率が10%の場合

・商用輸入:(10000+3000)×10%=1300円

課税対象額(卸売価格+送料+保険+その他経費)×関税率

・個人輸入:(10000×0.6)×10%=600円

海外の小売価格×0.6×関税率

・個人使用:インボイス価格×0.6×関税率

 

目的により関税に大きな差が生まれます。

 

 

関税を支払うとすごく高いと感じるわけ

関税に掛かっただけでもショックですが、とても金額が高く感じることも多いと思います。

それは、自身が思っている目的と税関で考える目的とが異なり適用される利率が異なるからです。

また、関税がかかると消費税等、輸入国で関税以外の税金も徴収される可能性があるからです。

 

*プレゼントのための輸入も個人輸入とは言えません。「個人が自分のためだけ」ではなく人にあげてその人が使うものだからです。自分と家族の分と同じものを2個でも商用とされることがあります。家族の分も個人使用ではないためです。

*個人使用ではなく個人輸入とみなされるとインボイス価格ではなく市場価格を基に計算されることがあります。

*関税がかかると消費税等、輸入国で関税以外の税金も徴収される可能性があるからです。

*日本の平均関税率は10%程度ですが、国によっては20%超える。

 

関税対策とは

開封作業や関税対策は新品が中古になるわけではありません。個人使用の主張の補足作業です。個人輸入とされる場合は当然ありますが、商用目的とされる可能性は下がります。

 

個人使用の関税対策は、商用目的との誤解を防ぎ本来の輸入目的を明確にすることが大事です。関税を払う、払わないの問題ではありません。関税は適正に支払うべきですが、本来の目的ではない利率で払う必要はないので誤解を受けづらくするためのものです。