停止手続きと破棄サービス
停止手続きは一見ハードルが高く思われがちですが、実際には毎回破棄を依頼する方が、お金も時間も無駄になってしまいます。このページでは、停止手続きと破棄サービスの上手な使い分けについてご案内いたします。
破棄サービスはあくまで「補助的な手段」です。
長期的な費用削減につなげるためには、まず 停止手続きを優先 していただくことが何より効果的です。実際、停止手続きは想像よりもずっと簡単で、電話1本やWebフォームで数分以内に完了するケースも少なくありません。一度停止してしまえば、その後は自動的に不要な郵便物が届かなくなるため、破棄依頼の手間も費用も大幅に減らすことができます。
停止手続きは転送回数にも影響します。
例えば、20通の郵便物を保管していてそのうち10通が必要な場合、「とりあえずまとめて海外転送してしまおう」となりやすいものです。
一方で、保管が10通程度に抑えられていると、すべて必要な手紙であっても「もう少し溜まってから転送しよう」と冷静に判断されるお客様が多くいらっしゃいます。
このように、停止手続きを行うことで不要な郵便物を減らせるだけでなく、転送頻度の抑制にもつながり、結果的に費用削減に大きく貢献します。
停止効果の高い郵便物
大きいもの(重いもの)
下記の写真はいずれも合計500gです。
A4サイズの月刊誌と封書は2通で500gですが、葉書や封書だと約30通分に相当します。マイページの写真では同じ1通として表示されるため見落としがちですが、実際には重量や送料への影響が大きく異なります。A4サイズを数通停止するだけで、数十通分を整理したのと同じ効果がある場合もあります。
到着頻度の高いもの
実際に郵便物を管理させて頂いていて停止が効果的と感じることの多い先を表にいたしました。もちろん、有用の場合は、止める必要は全くございません。あくまで不要な場合です。なお、弊社で停止経験があるわけではありませんので、手続き方法は各企業様に直接お問い合わせください。
種類 |
企業例 |
コメント |
こども宛DM |
ベネッセ、スマイルゼミ |
さほど重くない場合もあるが、頻繁に届く。兄弟がいる場合などは一度に停止でき効率が良い。付録が紛れていることもあるので通関の面からも停止したほうが安心できます。
通販カタログ |
ニッセン、ベルメゾン |
1㎏を超える場合もあってとにかく重い。個人のお店もA4サイズは要注意。
物件案内 |
野村不動産、住友不動産 |
営業マンが登記簿を見て送り付けている場合は止め難い。「不動産のダイレクトメールを止めたい」などで検索すると有効な方法も見つけられます。
月刊誌 |
三井住友VISA 、JCB |
重量もそこそこあり毎月届くので定期的に海外転送するか停止するか決断しましょう。溜めてしまうと読まなくなるので特に有料購読の場合はもったいないです。WEB閲覧に変更できる場合もあります。
株主宛郵便 |
証券会社、信託銀行 |
株主総会の時期などに大量に届く郵便物。ハガキや電子化への変更が可能な先を取扱会社に一度問い合わせてみるのは如何でしょうか。
破棄サービスの有効利用
・ご出国前
まずは停止効果の高い差出人への停止手続きをお願いします。停止は思ったほどハードルが高くなく、2~3社止めるだけで十分なケースがほとんどです。そのうえで残ってしまった不要な郵便物をご利用開始後に破棄指定いただくのが効率的です。
・ご利用開始3ヶ月
停止し忘れの差出人があった場合でも、この期間に停止手続きを対応ください。届いてしまったものは、1回まとめて無料破棄が可能ですので最終整理にご活用ください。
・ご利用中ずっと
3か月の限定ではなく、ご利用中は無期限の無料破棄サービスもございます。
①明らかなDM(ダイレクトメール)であること
②開封せずにシュレッダー処理できること
上記2つの条件を満たした郵便物は(お客様への連絡なく)自動対応いたします。
有料破棄がもったいないケース
不要だけれど停止出来ないもの、たまにしか来ないので失念していたものは有料破棄サービスも準備しております。送料と比較してご利用をご検討ください。不要でも軽い場合は使用せず、重いものがある場合の利用がおすすめです。有料破棄がもったいないと感じる場面も少なくありません。
破棄サービス
基本料200円+30円*郵便物の数
(例:5通 200⁺30*5=350円)
<ご依頼方法>
①写真番号+差出人名で指定して破棄をする
②発送する郵便物を写真番号と+差出人番号で指定して残りを全部破棄する
③「ベネッセと野村不動産は全て破棄」等と差出人で分類指定する
50通以上保管されている場合
量が多くなりますと写真と照らし合わせて破棄するのは大変な作業となりますので③でお願い致します。どうしても①②をご希望の場合は時間請求(750円/30分~)と破棄費用の高い方でのご請求となります。
<間違い防止>
・番号のみの指定は不可です。すべて破棄はOKです。
・同じ差出人様を破棄と保管(転送)に分けることはできません。
配送停止は大変との思い込み

梱包する際はある程度サイズごとにまとめます。2~3社でも定期的に届くものは数も重量もかなりの割合を占める事が多いです。海外発送は勿論ですが、国内転送でも有料破棄でも無駄な費用の使用となります。
弊社が停止を推奨するのは「読まない」ものは必要ないと実際の作業の際に強く感じるからです。
「EMSで500g以下の場合」 や「A4サイズが無い場合」
EMSは500gまで同一料金です。ハガキ・封書で25~30通が目安です。元々が500g以下の場合は破棄の分だけ余計に費用が掛かります。また、A4サイズが無ければ500gを超えた場合もプラスの送料と破棄費用はほぼ同じですので全て送った方がお得な事の方が多いです。
国内転送
レターパック、レターパックプラス、宅急便とサイズと重量に合わせて配送方法を決定いたします。(カタログや月刊誌が多い場合を除いて)破棄をした方がお得というケースは意外に少ないです。
国内転送は全て発送とお考えいただいて問題はございません。