コンビニ活用術 一時帰国を便利に過ごす

日本にいてもその変化についていけないほど日々便利になっていくコンビニ。もはや20代迄でなければ使いこなせなくなっている感もあります。一時帰国で昔と同じように使うだけではもったいないです。むしろ、物を常備せずに済むという点では帰国者向けともいえるほど使い勝手は進化しています。

無料Wi-Fi

セブンイレブンやファミリーマートなど、全国に展開している多くのコンビニでは無料で利用できるWi-Fiが用意されています。セブンイレブンの「セブンスポット」は1回につき60分、1日3回を上限に接続することができます。メールアドレスや性別などの登録は必要になりますが、無料なのはとても便利です。帰国してルーターを持ち歩いていない場合に取りあえずネットに繋げるには覚えておくとお得です。

国際送金

ファミリーマートの「Famiポート」を使うと国際送金サービスも利用できます。Webでの事前予約か会員登録が必要となりますが、海外の家族や友人宛に使うチャンスがありそうです。

セブンイレブンの場合、「オムニ7」というサービスを展開しています。これは、インターネットサイト「オムニ7」で注文した商品を、好きなセブンイレブンの店舗で受け取れたり、自宅へ宅配してくれるサービスです。

FAX

FAXを送信したい場合も、コンビニのマルチコピー機が大活躍です。セブンイレブンなどでは国内送信(50円)のみですが、ファミリーマートやローソン、サークルKサンクスをはじめ海外への送信(100〜150円)が可能なお店もあります。クロネコFAXに対応していれば、国内からの受信(50円)も可能です。

自転車シェアリング「HELLO CYCLING」

好きなところで借りて返せる「自転車シェア」。最近ではコンビニでも利用できる動きが広がっています。帰国の際の移動手段は公共の交通機関があるところは良いですが、意外に宿泊先の近くの移動が徒歩になってしまうケースが多いです。使いたい時だけ使って乗り捨て自由なのですから使わない手はありません。

カーシェアリング

スマホで予約しそのまま駐車場からピックアップできるのはお手軽です。15分単位で借りられるため、近隣への買い物や、忘れ物をした場合などもタクシーがわりに使えます。レンタカー会社やガソリンスタンドだけだったものが、最近はコンビニでもカーシェアを行っています。ちょっと使いたい時には凄い助かりそうです。

クリーニング

持ってこれる洋服の数に限りのある帰国者にとってはとても助かります。しかもコンビニですから24時間いつでも受け渡しや受け取りが可能ということです。ワイシャツなども宿泊分用意しなくても大丈夫です。セブン−イレブンやファミリーマート、ミニストップなどの一部店舗で利用できます。

マルチコピー機(もはやコピー機と別次元)

「住民票の写し」「印鑑登録証明書」「住民票記載事項証明書」「戸籍証明書」「戸籍附票の写し」「税の証明書」を取得できます。ただし、利用には「利用者証明用電子証明書」が登録されたマイナンバーカードが必要です。この登録がされていないマイナンバーカードでは利用できないので、必ず事前に役所で登録をしておきましょう。

 

コンビニごとに特色も

写真プリントやクラウド保存したネットからの印刷など他にも色々とサービスはあります。また、コンビニごとに特色を出すため、少しレアなもので使えるサービスもあります。下調べをしておくと一時帰国の貴重な時間を有効に使えますし、荷物も減らしてお土産をたくさん持って帰ることもできます。何よりも使いこなせば日本の便利さをより実感することができますね。